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レチノインサン治療

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術前 1    .2.

3     術後 4.

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術前 1    2.

術後3.

<写真提供
吉村浩太郎さん
東京大学医学部講師>

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レチノイン酸


皮ふ細胞の分裂を活発化、 コラーゲンも作らせる

Q.「レチノイン酸」ってすごい薬だって聞いてるけど?
A.
酸」って名が付くから、ちょっと酸度の強い酸くらいに思うかもしれないけれど、そういう酸とはまったく違う酸なんだ。
 
表皮は、一番下にある「基底細胞」が分裂して増えて、下からどんどん押しあげていって、最後は表皮細胞の角質になってアカとなってはがれ落ちるのがひとつのサイクル。三週間から四週間で起こる。
  ところが、レチノイン酸を皮膚に塗ると、その分裂がふつうに分裂するよりも早くなる。下から次々に新しい細胞ができるので表皮がどんどん新しい細胞に置き変わる。それだけでもある程度表皮の色は薄くなるが、それに、さらにメラニンをつくらせない「ハイドロキノン」という薬を作用させると二週間から三週間で非常にメラニンの少ない透明感のある表皮に置き換わる。

Q.細胞分裂を早めるってすごいじゃない!
A.
もう一つ、表皮のさらに下の真皮というところにある「繊維芽細胞」というコラーゲンをつくる細胞に働きかけてコラーゲンの生産を増やす。コラーゲンは、細胞と細胞を結び付ける接着剤のような役割をしているたんぱく質。歳を取ると皮膚は、薄くなって張りを失うが、コラーゲンがどんどんつくられるようになると皮膚がだんだん厚くなって張りを取り戻してみずみずしくなってくる。
  
Q.コラーゲンって肌の若さを保たんぱく質って言うじゃない。へーすごいのね。どうやって細胞分裂を促進するの?
A.
細胞の中には核があって、その中心は遺伝子。その遺伝子にレチノイン酸とその受容体がくっついて、細胞分裂を早めたり、コラーゲンをつくらせたりするんだ。

Q. ケミカルピーリングやレーザーとは全然違うんだね。
A.
ケミカルピーリングは酸で古い皮ふを溶かして、新しい皮ふを表面に出す。レーザーはアザやシミなどの色のついた皮膚や、古い皮ふを焼いて、きれいな皮ふにする。「酸で溶かす」「焼く」という「化学」だ。レチノイン酸は遺伝子に働きかけて細胞の活動そのものを活発にするから「生化学」だ。

Q.そんな凄い作用を持つ薬を肌に塗って大丈夫?
A.
レチノイン酸を塗ると、肌の細胞分裂が早くなるから、肌は二・三日で赤くなって皮がむけ、新しい皮膚細胞と入れ代わりはじめる。シミ・アザの性質や深さなどによって差があるが、一週間から一か月程度でシミ・アザは目立たなくなる。シミ・アザのある皮ふ細胞が、色素の少ない皮ふ細胞に置き換わるわけだ。

Q.どれくらい治療期間がいるの?
A.
八週間が基本、最初に色を取って、後は炎症をさましていく。強い薬だけに、皮膚が新しい細胞に入れ代わる間には九十五パーセントの人に炎症が起き、ヒリヒリするなどの痛みも伴う。しかし長期間治療していくと、患者さんの皮膚は非常に若返る。

.副作用はないの?
A.
ある。今言った一時的な皮膚炎が起こるし、細胞の分裂を早めるのだから、奇形細胞ができても不思議はない、医者の十分な注意が必要だ。

.レチノイン酸は誰でも使えるの?
A.
薬が安定性に欠けて変質が早い。そのためにまだ日本では許可されていないが、欧米各国、韓国、香港などではニキビやシミの治療薬として広く使われている。今日本でこの薬が使われているのは東大病院をはじめとする大学病院だけで、濃度〇・一パーセントから〇・四パーセントのレチノイン酸を自家調合して使っている。処方した薬は時間が経てば有効性が減るので患者は通院して新しい薬を使っている。

Q.具体的にどんな症状に効くの?
A.
皮膚細胞の活動を活発化して、下からどんどんきれいな皮膚を作っていくから、アザ、シワ、シミなどなどんな症状も改善される。しかし最初炎症が起き、ヒリヒリするなどの痛みも伴うので、アザ、シミなどで、一つ二つ、また小さいものははレーザーのほうが効果的だし、大きなアザでもレーザーで治る症状はレーザーで治療したほうがいい。

Q. じゃあ、レチノイン酸でないと絶対に治らない症状ってあるの?
.レーザー治療や、トリクロル酢酸を使った深いピーリングでは日本人の場合は「炎症後色素沈着」というシミが七割ぐらいの患者さんに出る。多くの人が数か月後には治るが、残ってしまう人がいる。そのシミはレチノイン酸でないと絶対に治らない。

Q.レーザー治療が安心してできるんだ。
A.
そう。レチノイン酸で治るので、レーザー治療や深いピーリングなどを、炎症後の色素沈着を恐れずかなり思い切った治療をすることができる。
さらに、アザの中でレーザーで治りにくい場合に、アザに何回もレーザーを当ててアザの性質を、レーザーによるやけどの傷の「炎症後色素沈着」に変えて、レチノイン酸で治療するということもできるんだ。

Q.でもやっぱ、ちょっと怖い薬だね。
A.
何にでも効くけれど、よく効くだけに、使い方が難しく、副作用もある。もっと簡単で安全な方法があればそれを使った方がいい。

Q.レチノイン酸の治療には健康保険は適用されるの?
A.
適用されない。薬代込みで一か月で一万円から三万円程度。

Q.東大病院など大学病院でやっているって言うことだけど、普通の医院ではやっていないの?
A.
普通の医院では、たとえ二・三日でも患者に炎症が起こる過激な治療は、やりにくい。大学病院には医院ではどうしても治らない患者が、ある程度覚悟してくるし、また大学病院は、患者さんを大切にしつつも、医院ではできないパイオニア的な治療をすることが使命だから、こういう先進的な治療ができる。

Q.美容外科をやってくれる大学病院ってたくさんあるの?
A.
最近急激に増えて、総合病院も入れると全国で20数病院くらいはある。

Q.美容外科のすべてを診てくれるの?
A.
美容外科のあるほとんどの大学病院が、一般の美容外科医院とほぼ同じ科目を診療している。また美容外科は自費診療だから、費用も診療所とほぼ同じ。

Q. 大学病院や総合病院と一般の美容外科医院とはどこが違うの?
A.
 大学病院や総合病院は、形成外科の一分野として美容外科をしているので、基礎的な技術が確立して、入院設備なども完備している。またレチノイン酸のような先進的な治療が得意だ。

.じゃ、一般の美容外科医院へ行くより、最初から大学病院や総合病院に行く方がいいじゃない。
A. しかしひとまとめに大学病院や総合病院の美容外科といっても、十数年前から美容外科を診療している大学病院もあれば、最近美容外科を診療し始めたばかりのところもある。病院によって経験や対応、得意・不得意の分野などの違いがかなり大きい。
 大学病院だからといって、なにもかもおまかせでなく、行く前には電話でいろいろ確認し、治療を受ける場合にも自分で十分に納得してから受けるなど、一般の美容外科医院に 行くのと同じ心構えが大切だ。
  またレチノイン酸治療のように、一般の美容外科医院ではできない治療を受けるのが上手な利用の仕方だ。

吉村浩太郎  東京大学医学部 形成外科講師
大口春雄    八事石坂(やごといしざか)クリニック院長

 

 

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